宮本ムサシ─────
かつて足利ヨシテルと前鬼が戦った村の住民で、唯一の生存者。
前鬼はヨシテルの手によって封印されたが 家族や村人たちは
助からず、自分だけが生き残ってしまった。
ヨシテルに救われたことは理解しつつも やり場のない怒りを、
ヨシテルへ向けるようになる。

自身の無力さを悔いたムサシは、ヨシテルを超える強さを身に
つけるべく修行を始める。
もう二度と悲劇を起こさせないために。


時が経ち、ヨシテル逝去の噂を聞いたムサシは自らの目で
確かめるべく、彼女が亡くなったとされる地へと向かう。

そのころ、毛利輝元は天下の覇権を握ろうと 魔物の軍勢を
西国に放つ。

“天剣を継ぐもの”の物語が始まる