邪馬台国を統治し、この国の礎を築き上げた
創りの巫女・卑弥呼。
その卑弥呼が所持していた3種の神器の
1つである八咫鏡(やたのかがみ)には
『過去・現在・未来』を映し出す不思議な力が
宿っていたという。

そして、時は戦国。
卑弥呼の鏡に映し出された名立たる乙女武将たちの勇姿は
『過去の記憶』か、『現在の事象』か、それとも
『未来の果て』か。

連続する時間と点在する空間とが複雑に絡み合い、
夢とも現(うつつ)とも分からぬ刻(とき)の
歪(ひずみ)の中で、嘗(かつ)てない乙女たちの
戦が繰り広げられる。